Live House ジャニーズ銀座 ジャニーズJr.Part2 シアタークリエ
夢のような幻のようなクリエ公演から2週間経ちますが、未だ幸せの余韻を引きずっているこの気持ちを忘れたくないので感想をブログにしたためておきます。
<ジャニーズJr.Part2>こと今回の6人組は、自分たちでもどう説明していいかわからず「ドラマで頑張ってる人たちです」っていうボヤッとした自己紹介をしてしまうくらい、思いがけず集められたメンバーで、この6人で単独公演を行うことになるなんて本人たちが一番びっくりしたんじゃないでしょうか。
山田くんのソロバックから始まったこの6人、MCで「突然集められて『何が始まるんだろう』って感じだったよね~」なんて話していたので始まりはいつも突然なんですね。
私はミスヴァバックのこのメンバーでのパフォーマンスのかっこよさに大層痺れていたので、第一報を聞いたときはこんなに嬉しいことはないと思いました。
それぞれ魅力的な人達だということは知っていたのでこのメンバーなら間違いなく見ごたえのあるパフォーマンスをみせてくれるだろうという信用があって、その中に諸星くんの名前があることが嬉しくて仕方なく。
みんなそれぞれ別のお仕事がある中、このメンバーで一体何ができるのか何もかもが未知数だったけど、見る前に一方的に抱いていた諸々の期待や不安を軽く飛び越えるすばらしいステージを見せてくれました。
序盤から勢いのあるパフォーマンスで、思いっきり攻めていく姿勢が全員から感じられて、ひたすらそのオーラに圧倒されていました。
「RIGHT NOW」の『目の前今しか信じない』、「FIRE BEAT」の『今が全てだろ』という歌詞がこのチームの在り方と重なって、今与えられたチャンスを今全力でものにしてやろうという意気込みがあの6人を1つにしていたように思います。
今まで別々の畑でスキルを磨いてきたメンバーがその実力を持ち寄って一つのステージを作るって、すごく有意義なことなんだなと思いました。
新鮮なメンツでのほどよい緊張感と、お互いの力を認め合っている信頼感がちょうどいいバランスで、お互いにとって刺激的な経験だったんじゃないでしょうか。
Jr.としての経験値があることは、自分たちのステージを作る上でこんなに生かされるものなんだと思ったし、みんなJr.のお仕事を通してたくさんのことを吸収しているんだと分かって嬉しかったです。
演舞城でリハーサルの時間が短かったいわふかに安井くんが「時間のない中一緒に作ってくれてありがとう」って言って、それに対して「時間がとれなかった分をフォローしてくれてありがとう」っていわふかが返して、何だかみんなでペコペコし合っちゃうようなやりとりがあって、お互いを思いやる優しさとちょっとのぎこちなさがいとおしかったです。
オーラスで全員ぎゅっと集まって肩を組みながら「Crazy Rainbow」を歌う姿はみんなでこのステージを成し遂げた達成感に満ちていて、今が全てなチームであることが分かっていても、この時がもっと続けばいいのにって思わずにはいられなくて、胸がいっぱいになりました。
コンサートを通してみんなの知らなかった魅力に気づけたことは大きな収穫でした。
安井くんはファンの心をしっかり理解していて、みんながバランスよく話せるMC回しを自然にできる賢い人だと思ったのと同時に、自分の見せ場では狂気を感じるくらいに本気のパフォーマンスをぶつけてきて、アイドルである意識がとても高い人だなと思いました。
ふっかは振る舞いが無理なく自然体で、ボケもいいかんじに力が抜けていて、その抜けがあることでみんなが安心できていた気がします。心が広くて居るだけで安心するお兄ちゃん。パフォーマンスも曲に自然に馴染むことができてすごく柔軟な人なんだなというのが発見でした。
岩本くんは舞台で見せるクールな表情の印象が強かったので、クリエで等身大の表情をたくさん見ることができてキュンキュンしました。冷静に場の空気を読んでパスをまわす大人っぽさと、楽しくてみんなと顔見合わせて笑ってるときの無邪気さのギャップが魅力的でした。
美勇人くんはスタイリッシュな容姿やダンスの印象とは裏腹に、鼻にかかった声で甘えんぼさんを発揮してみんなをめろめろにしていて、とっても魅惑的な人でした。「愛してる」って言わされて照れたり、感情が溢れて泣いちゃったりその感受性に母性本能がくすぐられました。
萩ちゃんはやっぱりいつでも全力で一生懸命で、言動も渾身のボケなのか本気なのか絶妙なラインを行っていてすっごい面白かった(笑)まっすぐ気持ちをぶつけてくる素直さが、最年少の16歳らしくて微笑ましく、コンサートができることの喜びを体いっぱいで表していて眩しかったです。
諸星くんについては長くなりそうなので別エントリーでかきます。
ステージにいない時間がほとんどないこと、紹介ダンスで名前をコールできること、ソロコーナーがあることなど、デビューー組にとっては当たり前のことでも、Jr.にとっては決して当たり前でないたくさんのことがクリエの中では叶っていて、それだけで夢を見ているようでした。
でも夢じゃなくて、夢を一つ形にしたんだなと思うと、その事実に胸が熱くなります。
こんなにファンを感動させるいいステージを作り上げたのだから、次につながる手応えをそれぞれが感じているんじゃないかと思います。これからの場所でこの経験を活かして、ジャニーズJr.を引っ張っていく存在になってほしいし、それができる人たちが集められたPart.2公演だったんじゃないかな。みんなのこれからの活躍に期待しかしていません。